ゼガーナデッキでの出産の殻を使う場合について、いくつかパターンを考えてみる。サーチ範囲が状況で変化するのでデッキ構築段階で想定しておかないと勝てるパターンを逃しそうなのでね。

・サーチ先
EDHではゆっくりと成長させる暇なんて普通に考えたら無い訳です、大きくアドを取れるかフィニッシュにつながるカードをできるだけ持ってきたいです。またサーチ元となるサクるクリーチャーも考えておきたい所。以下サーチ先別に考えます

幻影の像、ファイレクシアの変形者
ポッドと相性のいいコピークリーチャー2種、森林の始原体や威厳の魔力などのアドバンテージ源をコピーするのが主な動きになりそう。コストの軽いクリーチャーを種に重いアドカードに化けさせてアドを取り、ターンが帰ってくればさらにクソ重いクリーチャーをデッキから引っ張れるので中核となる動きである。コレがなければポッドはわざわざ採用する必要は無いとさえ思える。
幻影の像はその辺のマナクリーチャーをサクってもってくればいいのでサーチは容易、変形者のほうはトリンケットか永遠の証人あたりのCIPかヤヴィマヤの古老あたりがコストにしやすいと思われる。

未来の大魔術師
出して2ターンもすれば勝てるカード、先置きしてる場合ポッドの起動は1マナ+2ライフでできるためマナが多い状態でカードを次々プレイできるのは大きい。
問題はサーチ元になる種が4マナなので多くないこと、ムル・ダヤの巫女や水深の魔道士イェヴァあたりが候補だがいずれも積極的にサクりたいものじゃない、枝細工下げの古老くらいしか気軽にサクるものは無い。出せば勝つ試合も多いはずだが除去されるとリスクも大きいので慎重に出したい。

狙い澄ましの航海士
汎用性の高いフィニッシュカードなのでサーチする価値は高い、問題は緑青だと5マナのクリーチャーはほとんど入らないので種が少ないこと、錯乱した隠遁者あたりを再利用するパターンかコピー系くらいだろうか?コレのために踏み吠えインドリク採用は考えないでも無い、酸スラはさすがにちょっときついけど。

ゼンディカーの報復者、パリンクロン、威厳の魔力、森林の始原体、氾濫の始原体
ゼガーナを種にサーチできるCIPクリーチャー群、ゼガーナの再利用をするついでに大きくアドを取れるクリーチャーやフィニッシュ手段を持ってこれるためマナさえあれば大きく捲れるビッグアクションになる。土地が欲しければ緑始原体、直接フィニッシュにいけそうならパリンクロン、クレイドル用に報復者、マナはたくさんあるけど手札が絶対的に足りないなら青始原体か威厳の魔力あたりが適当だろうか。

孔蹄のビヒモス
ゼガーナ→7マナ帯→コレとつなげてフィニッシュするのが一番多そうなパターン。
ゼンディカーの報復者→コレで簡単に人が死ぬだけの打点を用意することができるので2ターン連続で起動できれば大体勝てるだろう。


わざわざサーチする価値のありそうなカードはこんなもんかと思われる、あとは中盤の流れ次第では金粉のドレイクでクリーチャー捌いたりムル・ダヤの巫女で地味にアドを取ったりする動きはできると思う。

これ書いてて思ったのはゼガーナデッキが動いているのに勝ちきれないパターンが「大量にカード引く→しかしマナが足りない」という動きになりやすいのだがポッドのしてくれるのはあくまでも「カードを引く」部分を補強する働きが強いということ。要するに重いアド源かフィニッシュカードへのアクセスという意味で俗世の教示者よりも歯と爪に近いカードだと思う。んでこういうカードを増やすからにはマナ面の補強も必要だと思う、具体的にはクレイドルへのアクセスを意識して森の占術や刈り取りと種まきを投入することを検討している。

コメント

かっこかり
2013年4月24日5:01

《未来の大魔術師/Magus of the Future》を持ってくる4マナ帯に、《エレンドラ谷の大魔導師/Glen Elendra Archmage》はどうでしょう? 例に上がっているものに比べればまだサクりやすい気が。

>「大量にカード引く→しかしマナが足りない」
カードを引くのにマナを使い、引いたカードを使うためにもマナを使うため、これはまあ必然と言えば必然な状況なのでしょうが……。
・追加ターンで息継ぎする。
・《転換/Turnabout》、ポッドで《流浪のドレイク/Peregrine Drake》を持って来る、《春の鼓動/Heartbeat of Spring》からスタート、などで強引にマナを復帰・倍増させる。
この辺りはどうなのでしょうね?

forte
2013年4月24日14:21

>>かっこかりさん
エレンドラは完全に失念してました、頑強で戻ってこれるのでサーチした未来の大魔術師を守れるのも良さそうですね。
>>マナ補強
追加ターンの息継ぎは既に入ってますね、始原体さえ出せれば追加ターンのマナぐらいは工面できますしブロッカーのいないところを殴ることもできますしね。
その他は
・《転換》 追加ターンに比べてクリーチャーが起きないのが痛いです、クレイドル、自然の秩序、威厳の魔力などを意識するとマナクリが多くなるので。
・《流浪のドレイク》 追加のパリンクロン枠?緑マナが出やすいのでマナフィルターとして使えるのは評価点、食物連鎖との相性も抜群。クレイドルとの相性もいいので試しに投入はしてみたいです。
・《春の鼓動》 転換と同じくマナクリに効果が無いのは痛いです、あとチェイン入ったときには先置きが必要になるのがネックになりそうです。ただフリースペルとの相性はいい。

この辺のカードは相互にシナジーを形成するので一回まとめて投入してみて使用感を探って見たいです、ただ最近EDHをやる機会が減ってるので脳内考察しかできませんが(汗

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