【EDH】ガチでもまあまあだがネタとしては最高に面白い
こんな面白カードはなかなか無いですね

ガチプレイヤー的にはこれ置いてチェインコンボか無限で勝ち手段として考えられる、これまで苦悶の触手があったけどこれはアーティファクトなので色を選ばないのと青でサーチしやすいことが特徴、まあしかし他の手段のほうがスマートじゃない?って話になるので使えるかもしれないが有力とまではいかないだろう

しかしカジュアルに寄ってくるとこれはかなり面白いカードだ
第一にライフをリソースとして使うカードであること、基本的にライフを支払うのは黒の役割であり固有色によってデッキの色が制約されるEDHにおいてはライフを得る能力を持ったジェネラルだが黒くないので得たライフを能動的に活用するのが難しい、といったことがあった。このカードは無色なのでジェネラルに依らず使用することが出来る
トリーヴァの人ことALICEさん大歓喜だろう
第二に道連れカードとしての側面を持つこと、自身の能力によりライフを得ることが出来るので少し呪文を唱えればその後生き残れるかは別として1人を殺せることになる。最後の賭けや憎悪といったカードで突然一人を殺すようなプレイがある種のプレイスタイルとして確立しているEDHだがそういうイカれたカードに新たに一枚が仲間入りしたわけである。
第三に予め見えていて能力がインスタントタイミングで起動できること、浄化の印章のような見えている妨害は複数人に手札の置物のプレイを躊躇させることができる、要するに脅しの道具として使える。
クリーチャーによる攻撃は自分のターンにしか出来ない、よって脅しとして使おうにも「お前のターンこねぇから!」と殺されてしまったりあっさり除去されてしまうことも多く脅しの手段としては確実性に欠ける、しかしこのカードはインスタントタイミングで使える起動型能力である、割ろうとすれば対応で起動されるしカウンターする手段も非常に限られる。
しかも厄介なことにこのカードは50点のダメージでかなりの確実性をもって生殺与奪の権利を握れるのである、パーマネントを割られるとかではなく死んでしまうので脅しに対して強硬な態度を取るわけにもいかない。

多分身内勢は喜んで使うだろう、そして対策を立てようとしたときに「白契約は0マナで防げるから有効」とか「起動に対応して火力打ってコントローラーを殺そう」などと斜め上な手段が飛び出てくる予感もする、最終的に「50点で死なないようにライフゲインを入れようとしたら自分も使うようになっていた」などとなり「二人で置いて睨み合いになって訳分からなくなる」なんてなったらさぞかし愉快であろう

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